盆栽にまつわる逸話

盆栽に関する文献や記述はあまり多くありませんが歴史上の賢人たちに愛されてきました、
日本史に現れた盆栽の逸話をご紹介します。


能に登場する焼かれた盆栽『鉢の木』

北条時頼の廻国説を元に室町時代につくられた謡曲『鉢の木』には、囲炉裏の蒔きにされてしまった3つの盆栽が登場します。


その盆栽の持ち主は「佐野源左衛門尉常世」です
山中で大雪のため途方に暮れていた旅の高僧の為に大切に育てていた3つの盆栽を蒔きにくべて暖をとらせました。


佐野常世はもともとその地の豪族であったが領地を追われ、山の中でひっそりと暮らしていました。それでも幕府の御家人であった佐野常世は幕府に何かあればその恩義に報いるために必ず駆けつけると高僧に話します。

それから後に鎌倉幕府にとって一大事が起こり佐野常世も痩せ馬に跨り急いで鎌倉に駆けつけます。
事件も解決し幕府に呼ばれた佐野常世はとある人物と再会しました、そうあの大雪の日に出会った高僧でした。 そうその高僧、実は執権で最高権力者 北条時頼だったのです!!

北条時頼は約束を果たしたことを褒め追われた領地を返しただけでなく大雪の日に蒔きにした3つの盆栽、梅・桜・松にちなんで加賀国梅田庄、越中国桜井庄、上野国松井田庄の三つの庄園を新たに恩賞として与えました。


焼かれた盆栽にとっては悲惨なお話ですが、日本人の美談として現在でも人気の謡曲です。

盆栽の逸話ご存知の方!

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posted by 盆栽博士 
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